白花のノゲシ(ハルノノゲシ)を見つけた。
咲いていたのは、昨年まで畑だった空き地の一角。一面にノゲシが咲いている中に白花のノゲシを見つけた。ウスジロノゲシはノゲシの変種。中心の筒状花(管状花)は黄色っぽいが、周辺の舌状花が白い。
ノゲシは、名前にケシとついているが、ケシの仲間ではなくキク科の植物。葉がケシに似ているのでついた名前という。
ノゲシはポタケにもよく生える雑草だ。根が太く抜きにくいので、いちど生えると除草に手こずる。根こそぎ掘りとったつもりでも、根の一部が残っているとまた再生する。その上、アブラムシの発生源にもなる。
こんなに厄介な雑草だが、若草は食べられるので「救荒植物」として、いざというときのために覚えておくとよい。