梅雨の晴れ間にジャガイモの収穫をした。
品種は男爵薯。ここ何年間かはホクホク感が最高のアンデス赤とキタアカリを作っていた。しかし。休眠が浅いことからすぐに芽が出てしまう。そこで、今年は休眠が比較的深い男爵薯を選んだ。
単に栽培するだけではつまらないので、3つの実験をしている。
①通常のイモを切って植える栽培だが、切り口を上に向けて植える逆さ植え。逆さに植えると腐りやすいが淺植えにすると腐りにくく、イモが地表面に出来る。イモが浅いところにできると日に当たり緑化するので、それを防ぐために黒マルチ掛けをする。
②丸ごと植え。家庭菜園では種イモが余ってしまう。そのため、丸ごと植える方法。
③石灰散布区。土がアルカリに傾くと「そうか病」の発生が多くなるという説を検証するため。
①と②については画像を参照。画像では丸ごと植えのイモの数が少なくなっているが、何株か測定した結果、収量の差はなかった。
③については石灰散布量が少なかった(200g/㎡)ためか、今回は「そうか病」の発生は見られなかった。
コメント
はじめまして。
馬鈴薯のまるごと植えの芋は食できますか?
赤いいろのものわ戴いて植えたのですが大きさが違う様な気がします。
色が少し劣るような、調理するとわかるかなとは思いますが~。サツマイモも今年は芽が出たシルクスウィートを植えてみました。
大城 さま
ブログ見て戴きありがとうございます。
丸ごと植えしたときの種イモのことでしょうか。
種イモはもともと食用ではないですし、変色したり、腐ったり、萎んでいたりするので食べられません。新イモだけを食べて下さい。
サツマイモは楽しみですね。
私はサツマイモの支柱立て栽培をしています。
「石灰散布量が少なかった(200g/㎡)」というふうにちゃんと石灰量を量ることが大切ですね。うちでは適当、15メートルの畝に袋半分10キロとかぶちまけたためか、ソウカ病になっています。スギナが生えるので石灰を多用するとジャガイモには反作用なんですね。
ぎゅうちゃん おはようございます。
私はジャガイモとサツマイモを作る場所には石灰をまきません。
本当はpHを計って強酸性の場合は酸度調整しなくてはいけないと思うのですが。
ところで、一般にはスギナが生えているところは酸性土だといわれていますが、実際に栽培していると毎年石灰をまいてもスギナは出てきますね。ですから、スギナは酸性土を好む、または酸性土でも生育できると解釈した方がよいと思います。
ありがとうございます。「ジャガイモとサツマイモを作る場所には石灰をまきません」来年から試して見ます。
ポリマルチで押さえているのですが、穴とジャガイモの間からワンサカスギナが生えてきますね。畝立ての時にスギナの根っこを取るようにしていますが、取りきれないです。
ぎゅうちゃん こんばんは。
スギナには参りますね。
いくら取っても出てきます。
いっそツクシ栽培でもしたいぐらいです(笑)