昨年から栽培していたリーフレタスがとう立ちした。
レタスの仲間は、高温の下で花芽ができ、積算温度が一定の温度に到達したときにとう立ちする。そして、長日と適温の下でとう立ちする。だから、この時期にとう立ちするのは仕方がないことだ。
夏まき秋冬どりレタスでは、タネまき時期が大切。早くまきすぎると高温の下で花芽ができ、秋にとう立ちしてしまうことがある。花芽ができても、低温期になってレタスの栄養生長が止まればとう立ちすることはない。なお、晩抽性の品種を選ぶことも大切。
春まき栽培では、3月まきが作りやすい。その場合も晩抽性の品種を選ぶことが必要。ただし、まだ気温が低い時期なので、育苗には保温が必要だ。
なお、結球レタスでは、とう立ちが始まると球の形が乱れたり、苦みが強くなったりする。リーフレタスでは調べたことはないが、結球レタス同様食味が悪くなると思われる。
蕾が大分大きくなってきたので、間もなく開花を迎える。